2016年8月11日木曜日

まずは現象に気づくことから

心はどうしても他者との比較をしたがる性質がある。

他者と自分を比較して、「私は彼より修行が進んでいる」と自画自賛したり、「彼に比べて自分は何て未熟なんだ」と自己卑下したりしてしまうのだ。


このような心の動きは、自我があるから故、生じるものだ。従って、多かれ少なかれ、誰もが経験することである。だから、このことに一喜一憂する必要はまったくない。

まずはこの現象に気づくことが肝要である。そうすれば、いつしか気づきは智慧へと昇華されていくことだろう。


もし、わしらが、他の連中のほうが自分たちと比べて悪いとか、良いとか、同じくらいかとか考えるのなら、わしらは道を踏み外すことになるじゃろう。もし、わしらが差別をするのなら、ただ苦しむことになるだけじゃ。 ――アーチャン・チャー 『手放す生き方』より







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