2016年11月20日日曜日

副腎疲労症候群の4つの原因

副腎疲労症候群の原因には、主に以下の四つがあります。
  1. 精神的ストレス
  2. 食生活
  3. 腸管の炎症
  4. 甲状腺機能の低下
それでは、それぞれの要因について詳しく解説していきます。


1.精神的ストレス

ストレスによってコルチゾールというホルモンの分泌が高まります。
コルチゾールの役割の一つに腸管におけるIgA分泌のコントロールがあります。
つまり、コルチゾールは腸管の免疫システムをコントロールしています。
従って、精神的ストレスにより腸管の免疫システムに障害が生じます。
すると、腸管に生息している悪玉菌が優勢になり腸内環境が悪化します。
腸内環境が悪化すると、さらに免疫システムが機能低下を起こします。

2.食生活

当然ながら食生活は腸内環境に大きな影響を及ぼします。
腸内環境を正常に保つための最重要ポイントは、以下の二点です。

  1. 発酵食品を積極的に食べる
  2. 精製された炭水化物(単糖類)を食べない

このような食生活を心がけることにより、善玉菌が優勢な状態になります。

3.腸管の炎症

腸管に炎症が起こると、それが全身に影響を及ぼします。
炎症物質が全身に飛散するからです。
関節や筋肉、神経、さらに臓器にも炎症反応が飛び火することがあります。
もちろん、副腎もその例外ではありません。



4.甲状腺機能の低下

甲状腺機能に低下が起こっている人は、比較的多いと言われています(人口の10%以上)。
甲状腺ホルモンとコルチゾールの間には反比例の関係があります。
つまり、コルチゾールレベルが上がると、甲状腺ホルモンの分泌が減少します。
従って、コルチゾールレベルが低い人は、甲状腺の機能が低下している可能性が高いことになります。
副腎疲労症候群の人の場合、まずはコルチゾールレベルを下げる処方を行うようにします。
そうすることで、自然と甲状腺の機能が正常に戻ってきます。

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