ウ・ジョーティカ師の言葉である。
禅問答のようで若干骨頚ではあるが、このようなことを我々は日々行っているのだ。
我々は常に何かの行為に対する目的を関連付けてしまう。
それは自然な行為であり、生まれてこの方ずっと続けてきたことである。
しかし、このような行為が苦を生じさせていることも確かなのである。
ただ、いきなり「目的を持つな。希望も抱くな」と言われても、それは不可能である。
(そもそも、そのように言われて、そのように行おうとしていること自体行為なのだが)
まずやるべきことは、淡々と目の前のことに集中すること。
それを自然体でやることだ。
そうすれば、少しずつ『行為』が薄くなっていくはずだ。
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