2016年11月21日月曜日

甲状腺について(概要)

甲状腺は脂質の代謝に大きく関わっている以外に、成長期の子供にとっても非常に重要な役割を担っています。


甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで、心身の健康が損なわれ、正常な日常生活を送ることが困難になります。
アメリカ人の統計ですが、成人の10%から40%は、甲状腺ホルモンの分泌が低下していると言われています。
甲状腺ホルモンの異常は、線維筋痛症や過敏性腸症候群、不妊症、自己免疫疾患を引き起こします。

甲状腺について

甲状腺は頸部にある臓器です。
左右に蝶型に広がった形をしていて、血管がよく発達しています。
重さは20gから60g程度あります。
甲状腺からは甲状腺ホルモンが分泌されています。
甲状腺ホルモンには以下のものがあります。
  • トリヨードチロニン(T3)
  • チロキシン(T4)
  • ジヨードチロニン(T2)
これらのホルモンは、インシュリンやコルチゾール、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンなど他のホルモンと相互的に作用します。
従って、甲状腺ホルモンの分泌異常は、他のホルモンの分泌異常を引き起こします。
甲状腺ホルモンの内、T4の分泌が90%を占めます。
T4は肝臓においてT3に変換されます。T2については、あまり知られていません。
現在、様々なリサーチが行われています。
もしT3が不足している場合、代謝異常が引き起こされます。
具体的には脂質の燃焼が適切に行われなくなります。
T3にはコレステロール値を下げ、毛髪の成長を促し、体脂肪を低く抑える作用があります。
T3の分泌障害の原因には、以下のようなものがあります。
  • 栄養バランスの悪化
  • アレルゲン
  • 感染症
  • ストレス

また、T3の分泌障害によって、以下のような疾患が引き起こされます。
  • 甲状腺がん
  • 甲状腺低下症
  • 甲状腺亢進症

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