2016年8月8日月曜日

うつ症状と炎症との相関性について

様々な病気の原因の一つに我々の身体の中で起こる「炎症」があります。炎症反応の要因にもたくさんのものがありますが、その中でも砂糖は大きな影響を及ぼしていると考えられます。


砂糖は炎症を引き起こすだけでなく、インシュリンの急激な放出を促し血糖値を不安定化させます(体脂肪の燃焼効率を低下させる)。

また、砂糖は成長ホルモン分泌にも影響を及ぼします。脳の神経細胞の成長をコントロールしているタンパク質にBDNF (brain derived neurotrophic factor=脳由来神経栄養因子)があります。そして、うつ病患者において、脳のBDNFレベルが顕著に低下していることがわかっています。

2004年に発表されたMalcom Peetによって発表された論文では、砂糖の摂取量とうつ病や統合失調症の発症率に顕著な相関性が認められたと報告されています。

また、体内の炎症はうつ症状を引き起こす要因であることを示唆している論文も散見されます。さらに、心身のストレスが炎症を引き起こすことも報告されています。

うつ症状の中でも特に産後うつではこの傾向が強いです。従って、産後うつでお悩みの方は、体内で生じている炎症を改善させることが、症状改善には必須となります。




応援クリックをお願いいたします!いつもありがとうございます!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 健康ブログへ